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良質な脂で体を整える習慣

Section 1:良質な脂の落とし穴と選び方
Section 2:脂溶性ビタミン&実践法
Section 3:おすすめの油と選び方のポイント

Section 1:良質な脂の落とし穴と選び方

油の質が体を整えるカギ

※脂質の詳細は Chapter1 Section3 を参照

脂質は、肌・ホルモン・代謝の土台を整える必須栄養素。
逆に質の悪い油は、炎症やホルモン乱れ、代謝低下を招き、肌荒れや体重増加の原因になります。

避けたい油と理由

  • トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、菓子パンなど)
     → 細胞膜を壊し、ホルモン生成や代謝を阻害。肌老化・脂肪蓄積を加速。
  • 酸化油(古い油、使い回し揚げ油)
     → 炎症やむくみ、くすみの原因。
  • 隠れ油(加工食品の質の悪い油)
     → 無意識に摂り続け、PMSや血糖乱れを悪化。

📌 商品表示チェックの見分け方

買い物の時に原材料欄を3秒チェックするだけで、ホルモン・代謝・美肌を守ることができます。

1. 原材料欄の前半をチェック

  • 植物油脂 / 食用植物油脂 / 加工油脂
     → 原料や質が不明、安価で酸化・炎症リスク大。
  • ショートニング / マーガリン / ファットスプレッド
     → トランス脂肪酸リスクが高く、ホルモン・代謝を乱す原因。

2. 「水素添加」の文字に注意

  • 部分水素添加油脂 / 水素添加油脂
     → トランス脂肪酸の代表格。見つけたら即避け。

3. スラッシュ(/)の後ろも確認

  • 添加物の表示が並ぶ部分。
     → 加工度が高いほど油の質が落ち、代謝に負担をかける。

4. その他の要注意ワード

  • 植物性クリーム / 植物性ホイップ / コーヒーホワイトナー
     → 加工油脂を多く含む。
  • パーム油 / パーム核油
     → 安価だが炎症リスク大。
  • グレープシードオイル / コーン油 / 大豆油
     → 摂りすぎるとオメガ6過多で炎症体質に。

避ける優先順位

  • 「水素添加」「ショートニング」系 → 即避け
  • 「パーム油」「原料不明の植物油脂」 → できるだけ避ける

まとめ

油の質を整えることは、細胞・ホルモン・代謝を同時に整えること。

毎日の油選びが、肌・体型・心の安定を左右します。

Section 2:脂溶性ビタミン&実践法

脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は油と一緒に摂ると吸収率がUP。
肌・ホルモン・代謝・神経をトータルで整えてくれる“美と健康のサポーター”です。

各ビタミンの働き

  • ビタミンA|肌と胃腸の守り神
     肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を助けて、シワ・乾燥・ニキビを防ぐ。
     胃腸の粘膜も保護するので、消化をサポート。
     👉「肌と腸を同時に整えてくれる栄養」
     食品:レバー、卵黄、ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草
  • ビタミンD|太陽のビタミン
     骨を強くするだけでなく、神経やホルモンのリズムも整える。
     不足すると気分の落ち込みや代謝の乱れにもつながる。
     👉「太陽と魚からもらえる、心と体のリズム調整役」
     食品:鮭、いわし、卵黄、きのこ類
  • ビタミンE|若返りビタミン
     強力な抗酸化作用で老化やシミ・くすみを防ぐ。
     血流を良くして冷えや肩こり改善にもつながる。
     👉「体のサビを取って、巡りを良くする若返り成分」
     食品:アボカド、ナッツ、オリーブオイル、かぼちゃ
  • ビタミンK|ホルモンと血流の調整役
     生理不調やPMSのサポートに役立つ。
     また、血液の巡りを整え、骨も強くする。
     👉「女性リズムと血流を支えるサポートビタミン」
     食品:納豆、ブロッコリー、ほうれん草、海藻

💡実践方法

一食例:

  • ナッツやアボカド → 抗酸化+紫外線ダメージ予防(E)
  • サラダ+オリーブオイル →吸収UPさせ、細胞修復・保護やホルモンバランスを整える(A<βカロテン>・K)
  • レバーや青魚+アマニ油 → 修復&ホルモン安定(A・D・K)

週の目安:Aは週2〜3回、Eはナッツ20g/日、Dは日光浴+魚、Kは野菜+発酵食品

まとめ

脂溶性ビタミンは「肌・腸・神経・ホルモン・血流」をトータルで整える栄養。
油と一緒に食べることで、ただの“栄養”から“美容と体質改善の強力な味方”に変わります。

Section 3:おすすめの油と選び方のポイント

ここでは、日常で取り入れたいおすすめの油と、その見極め方のポイントを解説します。

同じ油でも原材料や調理法、摂るバランス等で変わってきますので、意識していきましょう♪

おすすめの油と注意点

  • オリーブオイル(エクストラバージン)
    抗酸化作用・血流改善。加熱・非加熱どちらも使いやすい。
    ⚠ 日本は協会に加盟しておらず品質のばらつき大。「エクストラバージン」と書かれても本物は全体の2割ほど。信頼できる輸入元やオーガニック認証を選ぶのが安心。
  • アボカドオイル
    ビタミンE豊富。加熱にも強く、サラダや炒め物に最適。
  • ココナッツオイル
    酸化しにくく、代謝アップやエネルギー補給に◎。
    ⚠ 商品によってはココナッツ特有の香りあり。成長期の子どもは毎日大量に摂るのは避ける。
  • MCTオイル
    即効性のあるエネルギー源。プロテインやコーヒー、サラダに。
    ⚠ 加熱不可。有機ココナッツ由来のものがおすすめ。
  • えごま油・アマニ油
    オメガ3系。炎症を抑え、美肌やホルモン調整に。
    ⚠ 紫外線や蛍光灯でも劣化。遮光瓶・低温圧搾品を選び、開封後は冷蔵保存で早めに使い切る。
  • ギー(グラスフェッドバター)・ラード
    加熱に強く、脂溶性ビタミンが豊富。料理の風味UPに。
    ⚠ 過剰摂取は動脈硬化や心疾患リスク。動物性のため、成長ホルモンや残留物質のリスクもあるので原材料チェック必須。

油を選ぶポイント

  1. 低温圧搾(コールドプレス)かどうか → 高温処理は栄養が壊れやすい。
  2. 遮光瓶に入っているか → 光による酸化を防ぐ。
  3. 原料の明記があるか → 「植物油脂」「加工油脂」など不明表示は避ける。
  4. 用途で使い分け
    • 加熱OK:オリーブオイル、アボカドオイル、ギー、ココナッツオイル
    • 非加熱専用:えごま油、アマニ油、MCTオイル
  5. 保存方法 → 冷暗所・冷蔵保存で、開封後は早めに使い切る。

まとめ

油は“種類”だけでなく、品質・用途・摂り方まで見極めてこそ健康効果を発揮。
良質な油は、美肌・ホルモンバランス・代謝を整える最強の味方になる。

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